温度測定「サーモカップルロガー」の使用方法
動画解説
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動画は説明ペースが早いため、詳細は下記を参照してください。概要

上記構成(+キーボード、マウス)で接続します。
ディスプレイを自動認識させるために、先にディスプレイ電源、最後にRaspberry Pi電源を挿してください。
手順1)日時確認
Raspberry Piはインターネットに接続されていないと日時が合わないため、手動で日時設定を行います。
計測したデータファイルの中から最新ファイルを見つける際に日時が合っている必要があります。

手順2)熱電対の接続



ブレッドボード | 熱電対センサー |
---|---|
GND | GND |
3.3V | VCC |
GPIO18 | DO |
GPIO24 | CS |
GPIO25 | CLK |
手順3)温度測定
起動
上部のメニューから、温度測定「サーモカップルロガー」を起動
計測
「計測」ボタンを押すと、計測が開始されてデスクトップにcsvファイルが生成されます。生成されたcsvファイルにはリアルタイムで計測結果が追記されていくため、保存操作は不要です。
グラフ化
グラフ化は、「グラフ描画ページを開く」を押して、(開くまで数秒かかります。)開いたページにcsvファイルをドラッグ&ドロップする
よくあるトラブル
計測できない
- 回路の配線違い
- 熱電対測定側の先端がろう付けされていない
- フラットケーブル(虹色のケーブル)の向きが逆
- フラットケーブル(Raspberry Pi側)40ピンが20ピンしか挿さっていない
計測が安定しない
- 熱電対に強い電磁波を出す機械(スマホなど)を接触させない(近くに置いている程度であれば問題なし)
- ハンダ付け部分を指で抑えると安定する場合、接触不良の可能性が高い(実習中に手直しできるので申し出てください)
- センサー基板への熱電対接続部分、赤白の線の露出が長く、接触している
高温で測定値が下がる、低温で測定値が上がる
- センサー基板の配線が赤白反対
加熱し始めてから計測できない状況に気付く
- 回路違いやケーブル抜け等々、すぐ計測できない状況で加熱し始めてしまう事例があるため、先に計測を開始してから加熱すること